約1000頭の犬を劣悪な環境で飼育した繁殖業者に見る問題点

約1000頭の犬を劣悪な環境で飼育した繁殖業者に見る問題点

 先日、長野県松本市のブリーダー(繁殖業者)が、犬を劣悪な環境で飼育していたという疑いで、警察の家宅捜索を受けました。飼育していた犬は届け出をはるかに上回る約1000頭で、健康状態などに問題が生じている犬も多く、一部の犬は保健所に保護されました。狭く不衛生な部屋で繁殖させるなどした動物愛護法違反の疑いがもたれています。

 保健所には事前にこのブリーダーの問題を指摘する情報が寄せられていたそうです。このブリーダーにはさまざまな問題が見られます。2024年6月に完全施行される環境省の改正動物愛護法に関する「第一種動物取扱業者及び第二種動物取扱業者が取り扱う動物の管理の方法等の基準を定める省令(省令基準)」等に照らし合わせながらその問題を考えてみたいと思います。

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