サービス停止「ねこホーダイ」が見落とした大問題 ~SNSなどで批判の声、背景に「保護猫活動」の限界

サービス停止「ねこホーダイ」が見落とした大問題 ~SNSなどで批判の声、背景に「保護猫活動」の限界

 野良猫に関する事業を行う、のら猫バンク(東京都千代田区)の会員制サービス「ねこホーダイ」に対して、SNSを中心に愛猫家から批判の声が上がりました。このサービスは月額380円の会員制サービスで、会員になると提携シェルターの猫を「面倒な審査やトライアルなし」「不妊手術の費用負担なし」など無料で譲り受けることができ、もし飼えなくなった場合には提携シェルターが無料で引き取ってくれるというもの。

このサービスの公式Webサイトには、「『猫を飼うなら一生責任を持って面倒を見る』これは当たり前のことですが、それだと高齢者や単身者は中々飼うことができません。それならその『責任』を誰かが代わりに負えばいいのではないか、そんな思いで作られた『人と猫をつなぐプラットフォーム』それが会員制サービス『ねこホーダイ』です」と、サービスの概要について記載されています。

しかし、サービス開始後に「猫をモノとして見ている」「命を軽視しすぎだ」などの批判とともに、著名人や政治家からも疑問の声が上がりました。その結果、開始からわずか2週間で停止に追い込まれました。現在(1月10日)はホームページこそあるものの、「現在サービスを停止しています」と掲示されています。

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